中学時代の僕のクラス担任は、「起立 ! 気を付け ! 礼 ! 着席 !」が
大嫌いだった。挨拶や礼は人に強制されてするものではないと。
僕らには、 教師が教室に入って来たら 誰の号令を待つでもなく
無言で自発的に席を立ち一礼して着席するという習慣ができた。
(全員バラバラで良いし、 敬意を持てないなら しなくても良い)
生徒は互いに 「さん」付けで呼び合った。(男子同士は 「君」も可)
僕らは先生とも等しく 互いの人格を尊重し合う繋がりを学んだ。
そう言えば 当時は「制服」もなかった。45年以上も昔の話だけど…